第22回ケアマネ試験問題 57 福祉分野

令和元年第22回介護支援専門員実務研修受講試験 問題文 福祉分野

問題57

指定介護老人福祉施設について正しいものはどれか。3つ選べ。

1虐待等のやむを得ない事由があれば、要介護1又は2の者を入所させることができる。
2感染症や食中毒の予防又はまん延防止のため、その対策を検討する委員会をおおむね三月に1回以上開催しなければならない。
3入所者に対する施設サービス計画等の記録は、その完結の日から一年間保存すれば、廃棄することができる。
4公共性の高い施設であるため、広告は禁じられている。
5健康状態によって入浴が困難な入所者には、清拭を1週間に2回以上行わなければならない。



問題 57   正解   1  2  5

1 ○

28年度の、問題57に、類似問題が登場していましたね。

法改正により、原則、『要介護3異常』が、入所要件となりましたが、

例外も認められています。

『居宅において、日常生活を営むことが困難なことについて、

やむを得ない事由があることによる、要介護1、または、2』の者の

特例的な入所(特例入所)が認められているのですね。

以下のような事情が、勘案されることとなっています。

(1)認知症である者であって、日常生活に支障を来すような症状・行動や

  意思疎通の困難さが頻繁に見られること、

(2)知的障害・精神障害等を伴い、日常生活に支障を来すような症状・行動や

  意思疎通の困難さ等が頻繁に見られること、

(3)家族等による深刻な虐待が疑われること等により、心身の安全・安心の

  確保が困難であること、

(4)単身世帯である、同居家族が高齢又は病弱である等により家族等による

  支援が期待できず、かつ、地域での介護サービスや生活支援の供給が

  不十分であること

2 ○

多くの入所者さん、そして、サービススタッフが、施設空間を供用します。

感染症対策は、必須ですよね。

(衛生管理等)

第27条 

指定介護老人福祉施設は、入所者の使用する食器その他の設備又は飲用に

供する水について、衛生的な管理に努め、又は衛生上必要な措置を講ずるとともに、

医薬品及び医療機器の管理を適正に行わなければならない。

第27条の2

指定介護老人福祉施設は、当該指定介護老人福祉施設において感染症、

又は食中毒が発生し、又はまん延しないように、次の各号に掲げる措置を

講じなければならない。

(1)

当該指定介護老人福祉施設における感染症及び食中毒の予防及びまん延の防止の

ための対策を検討する委員会をおおむね三月に一回以上開催するとともに、

その結果について、介護職員その他の従業者に周知徹底を図ること。

(2) 

当該指定介護老人福祉施設における感染症及び食中毒の予防及びまん延の

防止のための指針を整備すること。

(3) 

当該指定介護老人福祉施設において、介護職員その他の従業者に対し、

感染症及び食中毒の予防及びまん延の防止のための研修を定期的に

実施すること。

3 ×

数字にちなむ問題は、ひっかけの可能性・大!!

記録についても、運営基準において規定されています。

第37条 

指定介護老人福祉施設は、従業者、設備及び会計に関する諸記録を整備して

おかなければならない。

第37条の2

指定介護老人福祉施設は、入所者に対する指定介護福祉施設サービスの提供に

関する次の各号に掲げる記録を整備し、その完結の日から二年間保存しなければ

ならない。

(1) 施設サービス計画

(2) 第八条第二項に規定する提供した具体的なサービスの内容等の記録

(3) 第十一条第五項に規定する身体的拘束等の態様及び時間、その際の

   入所者の心身の状況並びに緊急やむを得ない理由の記録

(4) 第二十条に規定する市町村への通知に係る記録

(5) 第三十三条第二項に規定する苦情の内容等の記録

(6) 第三十五条第三項に規定する事故の状況及び事故に際して採った

   処置についての記録

4 ×

なんだか、あわてて読むと、(○)にしたくなりますね。

各種サービスの広告に関する出題は、過去の本試験でも登場しています。

実は、広告についても、運営基準において規定されています。

(広告)

第31条 

指定介護老人福祉施設は、当該指定介護老人福祉施設について広告を

する場合は、その内容が虚偽又は誇大なものであってはならない。

適正な広告は、OK!! ということですね。

5 ○

提供するサービスの内容についても、運営基準に規定されています。

第13条 

介護は、入所者の自立の支援及び日常生活の充実に資するよう、入所者の

心身の状況に応じて、適切な技術をもって行われなければならない。

第13条の2

指定介護老人福祉施設は、一週間に二回以上、適切な方法により、入所者を

入浴させ、又は清しきしなければならない。



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