第22回ケアマネ試験問題 50 福祉分野

令和元年第22回介護支援専門員実務研修受講試験 問題文 福祉分野

問題50
介護保険における訪問介護について正しいものはどれか。3つ選べ。

1自動血圧測定器により血圧を測定することは、医行為に当たらないため、訪問介護員が行うことができる。
2利用者が大切にしている花木の水やりは、短時間であれば、生活援助として算定される。
3ゴミの分別が分からない利用者と一緒に分別し、ゴミ出しのルールを理解してもらうよう援助することは、生活援助として算定される。
4ボタン付け等の被服の補修は、生活援助として算定される。
5配剤された薬をテーブルの上に出し、本人が薬を飲むのを手伝うことは、身体介護として算定される。

 



問題 50   正解   1  4  5

過去の本試験から、パターンをつかんで学習しておられた

受験生さんは、貴重な追加点をあげてくださったとおもいます。

1 ○

直近の本試験においても、下記のような出題がありましたね。

30年度 : 耳式電子体温計による外耳道での体温測定

28年度 : ストマのパウチにたまった排泄物をすてる行為

医療行為であるか、否かは、厚生労働省から解釈が発表されています。

以下の行為は、医療行為ではないとされ、訪問介護員が身体介護として

行なうことがみとめられています。

◆ 体温測定

水銀体温計・電子体温計・耳式電子体温計による腋下・外耳道での測定

◆ 血圧測定

自動血圧測定器による測定

◆ パルスオキシメータの装着

新生児以外のもので、入院治療の必要がないもの

動脈血酸素飽和度の測定を目的とするもの

◆ 軽微な切り傷・擦り傷・やけど等の処置

専門的な判断や技術を必要としない処置
(汚物で汚れたガーゼの交換を含む)

◆ 一定条件下での医薬品の使用の介助

皮膚への軟膏の塗布(褥瘡の処置を除く)

皮膚への湿布の貼付

点眼薬の点眼

一包化された内用薬の内服(舌下錠を含む)

肛門からの坐薬挿入

鼻腔粘膜への薬剤噴霧

◆ つめ切り・やすりがけ

爪そのものに異常がないこと

爪周囲の皮膚にも化膿・炎症がないこと

糖尿病等の疾患で専門的管理が必要でないこと

◆ 日常的なオーラルケア

歯ブラシや綿棒または巻き綿子などを用いて、歯、口腔粘膜、舌に付着して

いる汚れを取り除き清潔にする

重度の歯周病にかかっていないこと

重度の歯周病等がない場合

◆ 耳垢の除去

耳垢塞栓の除去を除く

◆ ストマ装具のパウチにたまった排泄物を捨てること

肌に接着したパウチの取り替えを除く

◆ 自己導尿の補助のためのカテーテル準備、体位の保持など

◆ 市販の使い捨て浣腸器による浣腸

2 ×

現場では、お断りするのがつらいシーンですが・・・

たとえ短時間であっても、給付の対象とはなりません。

民間企業が多く参入していますが、

介護保険は、社会保険の1つに位置づけられ、財源は保険料と租税

です。

給付(さまざまなサービス)には、各種の規定が設定されているの

ですね。

わんちゃんのお散歩や、ねこちゃんのお世話などなど、過去の本試験

でも、ひっかけ問題として登場していますので、ご確認ください。

3 ×

あわてて読むと、ごみ出しだから、生活援助でOK!!って

なりそうですね。

ごみの分別がわからない利用者と一緒に分別して、

ごみ出しのルールを理解してもらうよう、 あるいは、思い出して

いただくよう援助することは、『身体介護』に該当します。

自立生活支援・重度化防止のための見守り援助となります。

4 ○

ここはシンプルに。

衣服の整理・被服の補修として、生活援助に該当します。

5 ○

服薬介助として、身体介護に該当します。

服薬の確認、後片付けもお忘れなく!



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