第21回ケアマネ試験問題59【福祉分野】

問題59
生活保護制度について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 介護扶助は、原則として金銭給付であり、これができない場合に現物給付を行うことができる。

2 生活保護の申請は、同居している親族も行うことができる。

3 住宅扶助には、家賃だけでなぐ、老朽化に伴う住宅を維持するための補修費用も含まれる。

4 生活保護受給者である介護保険の第1号被保険者の介護保険料は、年金から特別徴収される場合以外は、生活扶助の介護保険料加算の対象となる。

5 介護施設入所者基本生活費は、介護扶助として給付される。



 

解答解説  234

問題59

日本国憲法 第25条に規定されるのが、『生存権の保障』。

生活保護法は、この理念に基き、国が、困窮するすべての国民に対し、その困窮の

程度に応じて、必要な保護をおこない、その、最低限度の生活を保障するとともに、

自立を助長することを目的としています。

昨今、さまざまな議論を呼ぶ、生活保護制度ですが、まずは、その仕組みについての、

正しい理解が必要ですね。

1 ×

原則として、現物給付が、正解。

身体介護が必要な人のもとに、訪問介護事業所からヘルパーさんが来てくださったり、

あるいは、ショートステイを利用したり、デイケアに通ったり・・・

このように、ダイレクトに、サービス利用を行なうのが、『現物給付』です。

これとは異なり、たとえば、食物や、生活用品の購入費として、【お金】というかたちで

受け取ることを、『金銭給付』とよびます。

したがって、介護扶助は、原則として、『現物給付』となるわけですね。  

2 ○

設問のとおりです。

要保護者、その扶養義務者、または、その他の同居の親族からの申請に基き、

都道府県・市などの、福祉事務所が生活保護の要否判定をおこないます。

3 ○

設問のとおりです。

4 ○

設問のとおりです。

5 ×

正しくは、生活扶助となります。

生活費・・・という部分からも、日常生活にかかるお金かな? と推測できますね。

 



 

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ