第21回ケアマネ試験問題50【福祉分野】

問題50
介護保険における短期入所生活介護について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 緊急短期入所受入加算と認知症行動・心理症状緊急対応加算は、同時に算定できる。

2 一定の条件を満たした事業所が、喀痰吸引等の医療ニーズの高い利用者に対してサービス提供を行った場合には、医療連携強化加算を算定できる。

3 利用者の心身状態や家族等の事情から送迎を行う場合には、送迎加算を算定できる。

4 一定の条件を満たした事業所が、認知症の高齢者に対して専門的な認知症ケアを行った場合には、認知症専門ケア加算を算定できる。

5 連続して30日を超えて同一の事業所に入所してサービスを受けている利用者がいる場合には、加算を算定できる。

 



 

 

解答解説 234

 

問題50

さて、ここからしばらくは、【福祉系サービス】に関する出題がつづきます。

覚えること、山盛りですから、

居宅サービス、地域密着型サービス、施設サービスなどなど、カテゴリーを上手に

分類することも、合格への近道といえそうですね。

1 ×

現場では、『ショート』と呼ばれることのほうが多い、『ショートステイ』、すなわち、

短期入所生活介護ですが、基本となる介護報酬に加えて、さまざまな、【加算】が認め

られています。

加算の算定要件をきちんと満たせば、プラスアルファの報酬が認められる・・・という仕組み

なのですね。

では、設問にある、緊急短期入所受入加算と、認知症行動・心理症状緊急対応加算は、

同時に算定できるのでしょうか??

答えは、NO であります。

各種サービスに、人員・設備及び運営の基準があるように、報酬に関する基準も規定

されています。

短期入所生活介護であれば、『指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準』に

おいて、その報酬に関する内容が定められているのですね。

さっそく、内容を見てゆきますと・・・

★ 『認知症行動・心理症状緊急対応加算』とは、以下の要件で認められます。

医師が、認知症の行動・心理症状が認められるため、在宅での生活が困難であり、

緊急に指定短期入所生活介護を利用することが適当であると判断した者に対し、

指定短期入所生活介護を行った場合は、利用を開始した日から起算して7日を限度と

して、1日につき 200単位を所定単位数に加算する。

そして・・・

★ 『緊急短期入所受入加算』とは、以下の要件で認められます。

居宅サービス計画において計画的に行うこととなっていない指定短期入所生活介護を緊急に

行った場合は、緊急短期入所受入加算として当該指定短期入所生活介護を行った日から起算

して7日(利用者の日常生活上の世話を行う家族の疾病等やむを得ない事情が用者の日常生活上の

世話を行う家族の疾病等やむを得ない事情がある場合は、14日)を限度として、1日につき

60単位を所定単位数に加算する。

ただし、緊急短期入所受入加算については、注6を 算定している場合は、算定しない。

そうなのです!!

認知症行動・心理症状緊急対応加算が、上記の、注6 に該当するため、同時に請求する

ことはできないのですね。

加算関連は、どなたにとっても、手ごわいもの。 迷ったら、まずは、5つの設問を

じっくり、全部、読んでみましょう。

手がかり、足がかりが、みつかる可能性・大!! のことも、おおいになります。

2 ○

設問のとおりです。

ただし、『在宅重度者受入加算』を算定している場合は、この加算は、算定できないことに

御注意ください。

3 ○

設問のとおりです。

4 ○

設問のとおりです。

5 ×

ついつい、つられて、(○)にしたくなりますが・・・

介護報酬においては、加算だけでなく、、減算も存在します。

要件に該当した場合は、所定の単位数が、【マイナス】されるのですね。

『30日超過減算』として、

連続して、30日を越えて、同一の事業所に入所して、引き続き、指定短期入所生活介護を

受けている利用者については、1日につき、所定の単位数を減算することとされます。



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