第21回ケアマネ試験問題44【医療分野】

問題44
介護医療院について正しいものはどれか。2つ選べ。

1 要介護3以上の者のみが利用できる。

2 介護医療院の創設に伴って介護療養型医療施設が廃止されるのは、2020年度末である。

3 長期療養が必要な者に対し、必要な医療及び日常生活上の世話を提供する施設である。

4 多床室の場合は、カーテンのみで入所者同士の視線等を遮断し、プライバシーを確保できればよい。

5 主として長期にわたり療養が必要である者であって、重篤な身体疾患を有する者等を入所させるⅠ型療養床と、それ以外の者を入所させるⅡ型療養床がある。



解答解説 35

問題 44

医療系サービスのうち、

施設サービスに該当するのは、『介護老人保健施設』と、『介護医療院』。

 

やはり、ラスト2問に、そろって、登場しましたね。

これまでの介護療養型医療施設は、すでに、指定はストップされていましたが、いよいよ、

2018年、4月から、『介護医療院』として、よそおいも新たに、運営がスタートしました。

ちなみに、介護療養型医療施設は、2024年の3月で、廃止となる予定です。

1 ×

おおおっと!!   あぶない、あぶない!!

要介護3、以上の人のみ(原則)利用可能 ・・・となるのは、介護老人福祉施設ですよね。

医療ニーズの高い、重度の要介護者の支援のために、創設されたのが、介護医療院である

ことからも、ここは頑張って、(×)を選びたいところでした。

2 ×

冒頭でも御紹介しましたように、2024年 3月をもって、廃止となる予定です。

3 ○

設問のとおりです。

介護保険法第八条の、29に、以下のような規定があります。

第八条

(29)

この法律において「介護医療院」とは、

要介護者であって、主として長期にわたり療養が必要である者(その治療の必要の程度につき

厚生労働省令で定めるものに限る。以下この項において単に「要介護者」という。)に対し、

施設サービス計画に基づいて、療養上の管理、看護、医学的管理の下における介護及び機能訓練

その他必要な医療並びに日常生活上の世話を行うことを目的とする施設として、第百七条第一項の

都道府県知事の許可を受けたものをいい、「介護医療院サービス」とは、介護医療院に入所する

要介護者に対し、施設サービス計画に基づいて行われる療養上の管理、看護、医学的管理の下に

おける介護及び機能訓練その他必要な医療並びに日常生活上の世話をいう。

4 ×

今度は、介護医療院の人員、設備及び運営の基準をみてゆきましょう。

第五条に、以下のような規定があります。一部、抜粋して、御紹介してみますと・・・

(厚生労働省令で定める施設)

第五条 介護医療院は、次に掲げる施設を有しなければならない。

(2)

前項各号に掲げる施設の基準は、次のとおりとする。

(一) 療養室

イ (一)の療養室の定員は、四人以下とすること。

ロ 入所者一人当たりの床面積は、八平方メートル以上とすること。

ハ 地階に設けてはならないこと。

ニ 一以上の出入口は、避難上有効な空地、廊下又は広間に直接面して設けること。

ホ 入所者のプライバシーの確保に配慮した療養床を備えること。

ヘ 入所者の身の回り品を保管することができる設備を備えること。

ト ナース・コールを設けること。

ふむふむ。

プライバシーに配慮したとありますので、カーテンのみでOK!!ではないことが

うかがえますね。

5 ○

設問のとおりです。

Ⅰ型、Ⅱ型に、分類されるのですね。 基準第三条に、以下のような記載があります。

第三条 

この省令において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところに

よる。

(一)

 療養床 療養室のうち、入所者一人当たりの寝台又はこれに代わる設備の部分をいう。

(二)

Ⅰ型療養床 

療養床のうち、主として長期にわたり療養が必要である者であって、重篤な身体疾患を有する者、

身体合併症を有する認知症高齢者等を入所させるためのものをいう。

(三)

Ⅱ型療養床 

療養床のうち、Ⅰ型療養床以外のものをいう。



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