第21回ケアマネ試験問題43【医療分野】

問題43
通所リハビリテーションについて正しいものはどれか。3つ選べ。

1 主治の医師が必要と認めた居宅要介護者に、理学療法、作業療法その他必要なリハビリテーションを提供する。

2 若年性認知症患者は、通所リハビリテーションの対象とならない。

3 IADLの維持・回復は、通所リハビリテーションの目的に含まれない。

4 リハビリテーションマネジメント加算は、SPDCAサイクルの構築を通じて。多職種協働によりリハビリテーションの質の管理を行うことを目的としている。

5 介護老人保健施設における通所リハビリテーションの人員基準では、常勤の医師を1人以上置かなければならない。

(注)SPDCAとは、調査(Survey)、計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)及び改善(Action)をいう。



解答解説 145
問題 43

現場では、デイケアと呼ばれることのほうが、多いとおもわれる、通所リハビリテーション。

こちらは、居宅サービスに位置づけられますので、人員、設備及び運営に関する基準をがんばって、検索なさってみてくださいね。

1 ○

設問のとおりです。

第百十四条の、(一)にも、以下のような規定があります。

(指定通所リハビリテーションの具体的取扱方針)

第百十四条 

指定通所リハビリテーションの方針は、次に掲げるところによるものとする。

(一)

指定通所リハビリテーションの提供に当たっては、医師の指示及び次条第一項に規定する通所リハビリテーション計画に基づき、利用者の心身の機能の維持回復を図り、日常生活の自立に資するよう、妥当適切に行う。

2 ×

同じく、人員、設備及び運営の基準おいて、指定通所リハビリテーションの具体的取扱方針では、百十四条の、(三)に、以下のような記載があります。 抜粋して、御紹介してみましょう。

(指定通所リハビリテーションの具体的取扱方針)

第百十四条 

指定通所リハビリテーションの方針は、次に掲げるところによるものとする

(三)

指定通所リハビリテーションの提供に当たっては、常に利用者の病状、心身の状況及びその置かれている環境の的確な把握に努め、利用者に対し適切なサービスを提供する。

特に、認知症である要介護者に対しては、必要に応じ、その特性に対応したサービス提供ができる体制を整える。

要介護1から、5と 認定された人であれば、若年性認知症者であっても、サービスの利用は可能なのですね。

むしろ、活用したい、サービスといえるでしょう。

3 ×

通所リハビリテーションの基本方針には、以下のようにあります。

(基本方針)

第百十条 

指定居宅サービスに該当する通所リハビリテーション(以下「指定通所リハビリテーション」という。)の

事業は、要介護状態となった場合においても、その利用者が可能な限りその居宅において、その有する

能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう生活機能の維持又は向上を目指し、理学療法、

作業療法その他必要なリハビリテーションを行うことにより、利用者の心身の機能の維持回復を図るものでなければならない。

リハビリテーションの、本来の意味は、全人間的復権。

ADLのみに、着目するわけではないですよね。

4 ○

設問のとおりです。

厚生労働省の資料に記載がありますので、一部、抜粋して、御紹介してみましょう。

リハビリテーションマネジメントの基本的な考え方

(1) リハビリテーションマネジメントについて

リハビリテーションマネジメントは、調査(SURVEY)、計画(PLAN)、実行(DO)、

評価(CHECK)、改善(ACTION)(以下「SPDCA」という。)のサイクルの構築を

通じて、

心身機能、活動及び参加について、バランス良くアプローチするリハビリテーションが

提供できているかを継続的に管理することによって、質の高いリハビリテーションの提供を目指すものである。

5 ○

通所リハビリテーションを提供できるのは・・・

そうですね。

支援分野の、『みなし指定』の学習を思い出していただくと、設問5の、問いかけの意味がつかめますよね。

病院、介護老人保健施設、介護医療院・・・これらが、デイケアを提供する場合には、

常勤の医師が、1人以上、勤務していなければならないと、人員基準に定められています。



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