第21回ケアマネ試験問題29【医療分野】

問題29
次の記述について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 腹囲は、メタボリックシンドロームの診断イ使われる。

2 血清アルブミン値は、栄養状態の指標とはならない。

3 血中尿素窒素(BUN)は、腎臓の指標となる。

4 白血数は、細菌感染で減少する。

5 AST(GOT)は、心臓の疾患でも上昇することがある。



解説
問題29

皆さまが、ケアプランを担当されるのは、第1号被保険者のかたであれば、65歳以上。

第2号被保険者のかたであっても、加齢が関与するとされる疾患により介護が必要となった

40歳以上 65歳未満の かたですね。

なんらかのかたちで、継続的に医療とかかわっておられる、かかわっていかれる・・・

そんなかたがたにとって、御自身の病状などと密接に関連する『検査値』が、とても重要な指標と

なるのは、皆さまのほうが、よく御存知ですよね。

なかには、学習しているわれわれよりも、お詳しい御高齢者も、おられるくらいです。

あがる、さがる、変わらない。

ふえる、へる、変わらない。

そうなんです!!

今回の試験では、登場しませんでしたが、

ひっかけ問題に負けないためには、加齢による変化において、『変わらない』も、ときどき

意識して学習なさってみてくださいね。

正解は、1と、3と、5と いたします。

低栄養 とくれば、 アルブミン ですよね。

文章にある、血清という言葉に、急に迷った受験生さんもおられるかもしれません。

血清とは、血液を構成する、血球と血漿のうち、血球を除いた、液体成分をいいいます。

採取した血液を、容器に入れて放置すると、凝固する成分と、上澄み成分に分かれます。

この上澄みが、血清。

ここでは、血液中・・・ととらえて、OKとおもわれます。

また、過去の本試験でも、何度か登場済みの、白血球が今回も変化球??的な登場です。

あわてて。

よみまちがえた。

そんな受験生さん、おられないでしょうか??

白血球の数は、感染症や、炎症により、高値になります。

喫煙、副腎皮質ステロイドの投与、ストレスや、悪性腫瘍においても、高値に

なるとされます。

もちろん、白血病においても・・・

逆に、低値を示す場合として、ウイルス感染症や、再生不良性貧血などが

かんがえられるとされます。

そういえば、過去の本試験で、このあたりも出題されていましたよね。

余談ですが、

かつては、GOT、 GPT と表されていたものが、近年では、AST、ALTとかわってきています。

どちらも、肝臓の細胞のなかに存在する、『酵素』ですね。

この、肝臓の細胞内にあるはずの酵素が、肝細胞がこわれることにより、血液中に漏れ出してしまうことから、検査の指標とされています。

 

従来は、

GOT(グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ)、

GPT(グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ)といっていましたが、生化学者が名前をかえたそうです。

それにともなって、近年、GOTを、AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)、

GPTを、ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)と呼ぶ施設が多くなり、国際的な標準になりつつあるのだとか。

単に名前がかわっただけで、単位もまったく一緒なのだそうですよ。

以上から、 正解は、1と、3と、5と いたします。



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