第21回ケアマネ試験問題26【医療分野】

問題26
高齢者に多い症状や疾患について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 パーキンソン病の臨床的重症度の評価は、NYHAの重症度分類によって行う。

2 狭心症の発作に対しては、ニトログリセリン製剤の投与が効果的である。

3 褥瘡は、大転子部には発症しにくい。

4 疥癬は,集団感染の危険性がある。

5 肝不全の症状として、食欲不振、全身倦怠感、黄疸がみられることが多い。



 

解答解説

◆  脳卒中

◆  認知症

◆  筋萎縮性側索硬化症

◆  パーキンソン病

◆  進行性核上性麻痺

◆  大脳皮質基底核変性症

◆  脊髄小脳変性症

◆  早老症

◆  膝関節症

◆  関節リウマチ

◆  脊椎管狭窄症

◆  後縦靭帯骨化症

◆  骨そしょう症

◆  大腿骨頸部骨折

◆  心筋梗塞

◆  狭心症

◆  高血圧症

◆  心不全

◆  不整脈

◆  閉塞性動脈硬化症

◆  胃・十二指腸潰瘍

◆  胆石症・胆嚢炎

◆  肝炎・肝硬変

◆  潰瘍性大腸炎

◆  腎不全

◆  前立腺肥大症

◆  尿路感染症

◆  がん

◆  糖尿病

◆  脂質異常症

◆  低ナトリウム血症

◆  熱中症

◆  慢性閉塞性肺疾患

◆  呼吸器感染症

◆  喘息

◆  疥癬

◆  薬疹

◆  じょくそう

◆  白癬・皮膚カンジダ症

◆  皮脂欠乏症・皮膚掻痒症・脂漏性湿疹

◆  帯状疱疹

◆  白内障

◆  緑内障

◆  加齢黄斑変性症

◆  難聴

◆  めまい・ふらつき

もちろん、上記疾患以外にも、多くの疾患が高齢者によくみられますが、試験用の学習では、やはり、頻度の高いものからが、セオリー。

特定疾病、特定疾患もあわせて、理解を深めてゆくとBESTですね。

設問1  正解は、2、4、5 とします

NYHA?? って、誰 ??   

多くの受験生さんが、きっと、困惑なさったのではないでしょうか??

介護保険法における、特定疾病の1つであるとともに、国が定める、いわゆる難病でもあるのが、パーキンソン病です。

おなじ病気ですが、それぞれ、評価方法が異なるため、過去の本試験でもひっかけ問題として、出題されていますよね。

 

パーキンソン病は、

上記にあげました、高齢者に多くみられる疾患の1つにも、位置づけられている疾患ですから、これはもう、学習必須疾患といえるとおもいます。

さて、パーキンソン病における、いわゆる、『臨床的重症度分類』において用いられているのは、そうですね、ヤールのステージともよく呼ばれている、【 HOEHN  &  YAHR の 臨床的重症度分類 】となります。

では、では、では、NYHAの 正体は?

【心不全の重症度分類】が正解で、以下の内容になります。

◆ NYHA(NEW  YORK HEART  ASSOCIATION )分類

Ⅰ度: 心疾患はあるが身体活動に制限はない。

日常的な身体活動では著しい疲労、動悸、呼吸困難あるいは狭心痛を生じない。

Ⅱ度: 軽度の身体活動の制限がある。安静時には無症状。

日常的な身体活動で疲労、動悸、呼吸困難あるいは狭心痛を生じる。

Ⅲ度: 高度な身体活動の制限がある。安静時には無症状。

日常的な身体活動以下の労作で疲労、動悸、呼吸困難あるいは狭心痛を生じる。

Ⅳ度: 心疾患のためいかなる身体活動も制限される。

心不全症状や狭心痛が安静時にも存在する。わずかな労作でこれらの症状は増悪する。

狭心症、疥癬、肝炎も、高齢者に多くみられるとされる疾患です。

いきなり、NYHAは、なんだかなあ・・・ でありますが、

迷ったら、大人の対応!! 消去法で、 先制点をあげたい 問題26 でした。

 



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