問題5(支援分野)(第19回-2016-h28)

問題5(支援分野)(第19回-2016-h28)

問題5
介護保険法における審査請求について正しいものはどれか。2つ選べ。

1 居宅介護支援の契約解除は、対象となる。
2 訪問介護の契約解除は、対象とならない。
3 被保険者証の交付の請求に関する処分は、対象とならない。
4 介護保険審査会の委員は、市町村長が任命する。
5 審査は、介護保険審査会が指名する委員で構成される合議体で行われる。



問題解説 解答25

過去問題にも審査請求がいくつか出ていましたので、準備できている受験生は、審査請求の学習をされていたと思われます。ちなみに具体的には、第17回問題4第14回問題6、あといろいろあります。

介護保険法第183条から確認して、過去問題を確認していれば得点できる仕組みでした。しかし、来年の第20回試験では、法改正された部分が出される可能性があります。細かい改正が実はされています。新しい情報を入手していないと、次年度の試験で振り落とされる可能性があります。どこが改正されたかを知っていた受験生はかなり優秀で合格されていると思われます。

介護保険法該当条文

(審査請求)
第百八十三条  保険給付に関する処分被保険者証の交付の請求に関する処分及び要介護認定又は要支援認定に関する処分を含む。)又は保険料その他この法律の規定による徴収金(財政安定化基金拠出金、納付金及び第百五十七条第一項に規定する延滞金を除く。)に関する処分に不服がある者は、介護保険審査会に審査請求をすることができる。
2  前項の審査請求は、時効の中断に関しては、裁判上の請求とみなす。

選択肢1については、居宅介護支援の契約は民民契約なので、当事者同士で紛争を解決してくださいとなっています。文句があるなら、居宅介護支援事業者を民事上の裁判で訴えて下さいとなっています。

選択肢2については、上記と同じ概念ですので、裁判所にいって下さい。介護保険審査会に審査請求しないでください。という意味です。

選択肢3上記第183条に書かれています。試験委員さんは、過去問題に出ていない文言を一生懸命探して、選択肢の文章を作成したのでしょう。

選択肢4については該当条文をご参照ください。介護認定審査会と介護保険審査会を混同させるために市長村長が任命すると軽いひっかけ選択となっているようです。

(組織)

第百八十五条  保険審査会は、次の各号に掲げる委員をもって組織し、その定数は、当該各号に定める数とする。
一  被保険者を代表する委員 三人
二  市町村を代表する委員 三人
三  公益を代表する委員 三人以上であって政令で定める基準に従い条例で定める員数
2  委員は、都道府県知事が任命する。
3  委員は、非常勤とする。

選択肢5については、下記該当条文をご参照ください。

(合議体)
第百八十九条  保険審査会は、会長、被保険者を代表する委員及び市町村を代表する委員の全員並びに会長以外の公益を代表する委員のうちから保険審査会が指名する二人をもって構成する合議体で、審査請求(要介護認定又は要支援認定に関する処分に対するものを除く。)の事件を取り扱う。
2  要介護認定又は要支援認定に関する処分に対する審査請求の事件は、公益を代表する委員のうちから、保険審査会が指名する者をもって構成する合議体で取り扱う。
3  前項の合議体を構成する委員の定数は、都道府県の条例で定める数とする。

(つぶやき)

試験準備が上手な受験生にとっては、得点できたと思われます。試験が苦手な受験生は、根拠となる該当法令を持っていなくて、中途半端な参考書や、一問一答だけの学習なので、ベースとなる基礎知識ができていないと思われます。根拠からすっきりわかる、ネタ元を準備されることをおすすめいたします。

 



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