問題23(支援分野)(第19回-2016-h28)

問題23(支援分野)(第19回-2016-h28)

問題23
居宅介護支援のアセスメントについて正しいものはどれか。2つ選べ。

1 認定調査員に委託できる。
2 指定市町村事務受託法人に委託できる。
3 居宅サービス計画原案を示しながら行う。
4 利用者の有する能力を評価する。
5 利用者の置かれている環境等を評価する。
(注1)「指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準」(平成11年厚生省令第38号)の定める内容による。



解答 45

問題解説 介護支援専門員の業務手順を具体的に把握しておく必要があります。例えば、介護支援専門員の業務って何ですか???と問われたら、体系的に整理された知識から解答して行かなければなりません。体系的に整理できていますか?返答に困っている受験生は、厚生省令第38号を何回も読み込みましょう。そこに、「介護支援専門員の業務やアセスメント」についての内容も具体的に細かく規定されています。

選択肢1は× アセスメントの言葉の定義をご存知ですか?「利用者が自立した日常生活を営むことができるように支援する上で解決すべき課題を把握」ですよね!介護支援専門員の業務ですので、委託することはできません。問題文の選択肢は、「認定調査の委託関連の知識」と、「ケアプランのアセスメントの知識」で曖昧な知識の受験生を迷わせようとしているのでしょう。「アセスメント」の言葉の定義を把握していれば×をすぐにせんたくできるでしょう。

ちなみに「アセスメント」関連の条文をご確認ください。

(指定居宅介護支援の具体的取扱方針)
第十三条

六  介護支援専門員は、居宅サービス計画の作成に当たっては、適切な方法により、利用者について、その有する能力、既に提供を受けている指定居宅サービス等のその置かれている環境等の評価を通じて利用者が現に抱える問題点を明らかにし、利用者が自立した日常生活を営むことができるように支援する上で解決すべき課題を把握しなければならない。

七  介護支援専門員は、前号に規定する解決すべき課題の把握(以下「アセスメント」という。)に当たっては、利用者の居宅を訪問し、利用者及びその家族に面接して行わなければならない。この場合において、介護支援専門員は、面接の趣旨を利用者及びその家族に対して十分に説明し、理解を得なければならない。 

八  介護支援専門員は、利用者の希望及び利用者についてのアセスメントの結果に基づき、利用者の家族の希望及び当該地域における指定居宅サービス等が提供される体制を勘案して、当該アセスメントにより把握された解決すべき課題に対応するための最も適切なサービスの組合せについて検討し、利用者及びその家族の生活に対する意向、総合的な援助の方針、生活全般の解決すべき課題、提供されるサービスの目標及びその達成時期、サービスの種類、内容及び利用料並びにサービスを提供する上での留意事項等を記載した居宅サービス計画の原案を作成しなければならない。

 

選択肢2 × これも「認定調査時の新規の場合の委託や更新の場合の委託の知識」と、「ケアプランのアセスメントの知識」で曖昧な知識の受験生を迷わせようとしているのでしょう。容易に×を選択できると思われます。

選択肢3 × ケアプラン作成手順を図表で把握していない受験生は迷うと思われます。(手順は下記図面参照)常識的に時系列で考えても「解決すべき課題」を把握して、それから居宅サービス計画原案作成となりますので、時間の順番に不整合が生じるために×を選択します。

居宅介護支援の業務フローチャート 居宅サービス計画作成手順は下記図面になります。

居宅サービス計画作成手順

居宅サービス計画作成手順

①居宅介護支援利用申し込み受付

②課題分析

③市町村・居宅サービス事業者・居宅介護支援事業者間サービス調整

④居宅サービス計画原案作成と支給限度確認・利用者負担計算

⑤サービス担当者会議による担当者間の調整(サービス担当者会議を行う場合)

⑥居宅介護支援事業者によるサービスの調整(サービス担当者会議開催を要しない場合

 

⑦利用者への説明と同意の確認

⑧サービス利用票・サービス提供票作成→交付(利用者・サービス事業者・居宅介護支援事業者保管)

⑨計画対象期間中の実施状況把握(モニタリング)と連絡調整

⑩給付管理票の作成と提出 → 国保連に提出

 

選択肢4は○ 選択肢の文章は下記の条文を省略して作成されています。

(指定居宅介護支援の具体的取扱方針)
第十三条  六  介護支援専門員は、居宅サービス計画の作成に当たっては、適切な方法により、利用者について、その有する能力、既に提供を受けている指定居宅サービス等のその置かれている環境等評価を通じて利用者が現に抱える問題点を明らかにし、利用者が自立した日常生活を営むことができるように支援する上で解決すべき課題を把握しなければならない。

選択肢5は○ 選択肢の文章は上記の条文を省略して作成されています。

 



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