問題19(支援分野)(第19回-2016-h28)

問題19(支援分野)(第19回-2016-h28)

問題19
居宅介護支援におけるモニタリングについて正しいものはどれか。2つ選べ。

1 地域ケア会議に結果を提出しなければならない。
2 結果の記録は、居宅介護支援完結の日から2年間保存しなければならない。
3 地域包括支援センターの指示に基づいて実施しなければならない。
4 月に1回以上、結果を記録しなければならない。
5 課題整理総括表を用いて行わなければならない。

(注)「指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準」(平成11年厚生労働省代38号)の定める内容による。



問題解説 解答24 選択肢5で迷った受験生は、素直な受験生で来年得点できる可能性があるでしょう。

選択肢5「課題整理総括表}については、今後の試験に出題される可能性があります。

運営基準をフルバージョンで読んだことのない受験生にとっては、やや難しく感じる部分もあると思われます。ついでに、解釈通知も読んでおくと完璧な知識となりますので、省令+解釈通知を読める環境を作ることが大事です。

選択肢1は、運営基準に地域ケア会議とモニタリングの関連性についての記述はありません。しかし、介護保険法には、いろいろ努力義務が課せられています。来年以降の試験では、このあたりの関係性関連の出題も予想されます。

(会議)
第百十五条の四十八  

1 

市町村は、第百十五条の四十五第二項第三号に掲げる事業の効果的な実施のために、介護支援専門員、保健医療及び福祉に関する専門的知識を有する者、民生委員その他の関係者、関係機関及び関係団体(以下この条において「関係者等」という。)により構成される会議(以下この条において「会議」という。)を置くように努めなければならない。

2  

会議は、要介護被保険者その他の厚生労働省令で定める被保険者(以下この項において「支援対象被保険者」という。)への適切な支援を図るために必要な検討を行うとともに、支援対象被保険者が地域において自立した日常生活を営むために必要な支援体制に関する検討を行うものとする。

3  

会議は、前項の検討を行うため必要があると認めるときは、関係者等に対し、資料又は情報の提供、意見の開陳その他必要な協力を求めることができる。

4  

関係者等は、前項の規定に基づき、会議から資料又は情報の提供、意見の開陳その他必要な協力の求めがあった場合には、これに協力するよう努めなければならない。

5  

会議の事務に従事する者又は従事していた者は、正当な理由がなく、会議の事務に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。

6  

前各項に定めるもののほか、会議の組織及び運営に関し必要な事項は、会議が定める。

 

昨年の難問第18回問題19に少しだけ関連付けをして、「提出」を想起させ、混乱を少し狙った部分もあるかもしれません。(ディープな解説です。)

 

選択肢2については、過去問題の第17回支援問題20の選択肢3が解ける受験生は、迷い無く◎が選べたでしょう。ココは、ひっかけの言い回しと、正しい言い回しを比較すると、すんなり理解でいますし、ついでに試験対策もだきます。

 

選択肢3 運営基準に地域包括支援センターとモニタリングの関連性についての記述はありません。

 

選択肢4については、運営基準に記載されています。注意事項として、運営基準は、都道府県の条例や指定都市・中核市の条例で、定める場合がありますので、国の省令は月1回以上ですが、都道府県により独自に決めることもできます。例えば月2回以上とか・・・・。実際はそのような条例制定の自治体は無いようです。

選択肢5については、ブラフ(はったり)的な意味合いで、「課題整理総括表」という、試験初登場の用語を使い、初受験生さんや、知識の浅い受験生さんを混乱させようとしたみたいです。

今後の試験に出題するための布石かもしれませんので少し中身を確認しておいたほうがようでしょう。

要約としては、現場の「サービス担当者会議における他職種協働が十分に機能していない」からだそうです。

詳しくは、

平成 25 年1月に「介護支援専門員の資質向上と今後のあり方に関する検討
会」において中間整理がとりまとめられ、「適切なアセスメント(課題把握)が必ずしも十分ではない」、「サービス担当者会議における他職種協働が十分に機能していない」、「ケアマネジメントにおけるモニタリング、評価が必ずしも十分ではない」といった課題が指摘されたところです。
このため、
➀ 利用者の状態等を把握し、情報の整理・分析等を通じて課題を導き出した過程について、多職種協働の場面等で説明する際に適切な情報共有に資することを目的とした「課題整理総括表」

➁ ケアプランに位置付けたサービスについて、短期目標に対する達成度合いを評価することで、より効果的なケアプランの見直しに資することを目的とした「評価表」を策定し、活用にあたっての手引きを作成いたしました。
つきましては、貴管内における介護支援専門員を対象とした研修に積極的に活用いただくとともに、介護支援専門員がサービス担当者会議や地域ケア会議等の場における多職種との情報共有や調整等に際して積極的な活用を推進するため、居宅介護支援事業所等への周知を図っていただくようお願いいたします。

書式はこちらからです。PDF形式

課題整理総括表

評価表 ケアマネ サービス担当者会議

 



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