問題39(医療分野)(第19回-2016-h28)

問題39(医療分野)(第19回-2016-h28)

短期入所療養介護について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 喀痰吸引を必要とする要介護高齢者は、介護老人保健施設での短期入所療養介護を利用できない。

2 短期入所療養介護には、ターミナルケアも含まれる。

3 緊急短期入所受入加算は、居宅サービス計画にない短期入所療養介護を緊急に行った場合に、7日を限度として算定できる。

4 投薬以外の診療を行ってはならない。

5 介護老人保健施設において多職種で協働して個別リハビリテーション計画を作成し、実施した場合には、個別リハビリテーション実施加算を算定できる。



問題解説  解答235



受験生さんの中には、『短期入所療養介護』と、病院、診療所、老健が、結びつかないかたも多いのではないでしょうか? 老健の問題の選択肢に短期入所療養介護が入っていたり、今回のように療養病床??なる用語が登場したりと、医療系サービスの立ち位置って、なんだか難解ですよね。

ここでまず思い出していただきたいのが、支援分野における学習の、『みなし指定』であります。正しくは『指定の特例』ですね。この特例において病院、診療所、薬局については、医療保険法による保険医療機関、保健薬局の指定を受けた場合には、別段の申し出のない限り、これらの施設が当然に提供し得る一定の居宅サービスにつき、指定居宅サービス事業者の
【指定】があったものとみなされます。

また、同様に、介護老人保健施設についても、介護保険施設としての許可(開設許可)を受けた場合には、別段の申し出がない限り、この施設が当然に提供し得る指定居宅サービス事業者の指定があったものとみなされます。みなし指定の内訳は、下記のとおりです。

 

◆ 病院・診療所 : 居宅療養管理指導、訪問看護、訪問リハビリテーション、通所リハビリテーション
◆ 薬局    : 居宅療養管理指導
◆ 老健    : 短期入所療養介護、通所リハビリテーション

 

そして、さらに覚えておきたいことが!! 短期入所療養介護サービスを提供できる機関として、介護老人保健施設、介護療養型医療施設、及び、療養型病床群をもつ医療機関(病院、診療所)があげられるのですね。みなし指定以外にも、指定をとれば提供できるサービスとして短期入所療養介護があることに。それぞれの設問が、どのあたりのことを尋ねているのかがわかれば、皆さまの実力なら正答は楽勝です。まずは、サービス提供機関の位置関係を正しく把握しちゃいましょう。

 

1×
同じくショートステイである短期入所生活介護と異なり、一時的に入所して看護・医学的管理下で介護、機能訓練、その他必要な医療等を受けるのが、『短期入所療養介護』ですね。

 

2○
短期入所療養介護において提供されるサービスとして、
① 疾病に対する医学的管理 
② 装着された医療機器の調整・交換 
③ リハビリテーション  
④ 認知症患者への対応 
⑤ 緊急時の受け入れ  
⑥ 急変時の対応  
⑦ ターミナルケア などがあげられます。

 

3○
設問のとおりです。
本来であれば、ショートステイの利用はあらかじめ『予約』をとるのが原則です。けれど、そんなこと言ってる場合じゃないことが、現場では起こることは皆さまも御存知のとおりですよね。

 

4×
第18回本試験でも類似問題がありましたので、ここはしっかり(×)を選びたいところでした。
運営規準には、『診療の方針』も規定されており、検査、投薬、注射、処置等は、利用者の病状に
照らして妥当適切に行うとされます。

 

5○
設問のとおりです。

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