問題38(医療分野)(第19回-2016-h28)

問題38(医療分野)(第19回-2016-h28)

訪問看護について正しいものはどれか。3つ選べ

1 ターミナルケア加算は、死亡日にターミナルケアを実施した場合に加算できる。

2 介護保険の要介護者であっても医療保険の訪問看護の対象となるのは、厚生労働大臣が定める疾病、急性増悪時及び精神障害である。

3 主治医から交付される訪問看護指示書の有効期間は、3カ月以内である。

4 緊急時訪問看護加算では、利用者・家族は、24時間連絡を取ることができる。

5 訪問看護師でも、薬剤管理を行うことができる。



問題解説  解答245



厚生労働大臣が定める基準に適合する利用者等(平成24年3月13日厚生労働省告示第95号)
介護保険の訪問看護費(介護予防を含む。)の対象外疾病等下記の疾患の場合は、医療保険による訪問看護を利用することになります。

 

1. 末期の悪性腫瘍

2. 多発性硬化症

3. 重症筋無力症

4. スモン

5. 筋萎縮性側索硬化症  

6. 脊髄小脳変性症

7. ハンチントン病

8. 進行性筋ジストロフィー症

9. パーキンソン病関連疾患
(進行性核上性麻痺,大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病)
【ホーエン・ヤールの重症度分類がステージ3以上であって、生活機能障害度がⅡ度又はⅢ度のものに限る)】

10. 多系統萎縮症
(線条体黒質変性症,オリーブ矯小脳萎縮症 及びシャイ・ドレーガー症候群)

11. プリオン病
     
12. 亜急性硬化性全脳炎

13. ライソムゾーム病

14. 副腎白質ジストロフィー 

15. 脊髄性筋委縮症

16. 球脊髄性筋委縮症

17. 慢性炎症性脱髄性多発神経炎

18. 後天性免疫不全症候群

19. 頸髄損傷

20. 人工呼吸器を使用している状態

 

1×
御一人、御一人にこれまでの人生があるように、ターミナルにおけるケアもその人にふさわしいものがのぞまれます。ターミナルケア加算は、『エンゼルケア』のみを指すものではありません。

死亡日及び、死亡前日14日以内に2日以上、ターミナルケアを実施した場合に算定可能とされます。また、医療保険のターミナルケア加算を算定する場合は、算定できないことも覚えておかれるとよいでしょう。類似問題が、17回にも登場していましたよね!!

 

2○
設問のとおりです。冒頭の『厚生労働省資料』をあわせて御参照ください。

3×
曲者!!出会え!出会え! なんて。設問3が、ひっかけの張本人。正しくは、【6ヶ月以内】。

訪問看護は医師の『訪問看護指示書』によりスタートするサービスで、病状悪化などの急性増悪の際には『特別指示書』が交付されます。このあたりの仕組みの理解は必須と思われます。

 

4○
夜間および早朝の訪問 イコール 『緊急時訪問看護加算算定 』ではないことに、注意です。

【緊急時訪問看護加算】の定義
10 別に厚生労働大臣が定める基準に適合しているものとして都道府県知事に届け出た指定訪問看護ステーションが、利用者の同意を得て、利用者又はその家族等に対して当該基準により24 時間連絡できる体制にあって、かつ、計画的に訪問することとなっていない緊急時訪問を必要に応じて行う場合は、緊急時訪問看護加算として1 月につき540 単位を所定単位数に加算し、指定訪問看護を担当する医療機関(指定居宅サービス基準第60 条第1 項第2 号に規定する指定訪問看護を担当する医療機関をいう。)が、利用者の同意を得て、計画的に訪問することとなっていない緊急時訪問を必要に応じて行う場合は、緊急時訪問看護加算として1 月につき290 単位を所定単位数に加算する。

5○
訪問看護の内容の1つが、『診療の補助』ですね。その内訳で多いものとして、バイタルサインの測定、状態観察、薬剤管理があがるそうです。

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