問題36(医療分野)(第19回-2016-h28)

問題36(医療分野)(第19回-2016-h28)

次の記述について、適切なものはどれか。3つ選べ。

1 入浴の際に、皮膚の発赤や新しいアザを見つけても、褥瘡のできる部位でなければ、そのままにしてもかまわない。

2 膀胱留置カテーテルの使用時は、蓄尿バッグを膀胱と同じ高さに固定する。

3 適切な住宅改修や移動補助具の導入は、介護負担の軽減につながる。

4 摂食・嚥下障害による誤嚥は、嚥下前、嚥下中、嚥下後のいずれのときでも生じることがある。

5 睡眠障害は、痛みやかゆみ、咳、呼吸困難、頻尿などが原因となることがある。



問題解説  解答345



 

さて皆さま、問題36を解き終えて WHAT TIME IS IT NOW??
早朝出発で支援分野と格闘。次は頭の中を大急ぎで切り替えて、検査値、バイタルサイン食事の介護・・・医療分野11問目は、そろそろ集中力がとぎれる頃でもあります。
まだまだ続く問題数に、どなたもどっと疲れちゃう頃かもしれませんね。
本試験でもっとも大切なことの1つが、時間配分とペース配分をしっかり守ることです。
医療分野で5問解いたら、5秒目を閉じて気持ちを休める・・・こんな作戦も有効です。

 

1×
解説不要ですよね!! 清拭や入浴は、全身状態を見せていただく格好のチャンスでもあります。
速やかに、医療関係者への連絡、褥瘡へのチームでの対応がベストでありましょう。

 

2×
ふっふっふ。オンライン無料学習メールでもお届けした内容ですね。カテーテル内を通って、蓄尿バッグに溜まった尿が、逆流しないように(感染予防のため)蓄尿バッグは膀胱より、低い位置をキープがお約束です。

 

3○
設問のとおりです。介護保険の給付に該当しないけれど、役立つ介護グッズも多くありますので、ぜひ1度、ネットであれこれ検索なさってみてくださいね。とても勉強になりおすすめです。

 

4○
設問のとおりです。加齢とともに筋力低下、知覚障害のために、嚥下反射、咳反射などが低下・遅延するとされます。その結果、スムーズに嚥下することが難しくなるのですね。

 

5○     
設問のとおりです。加齢とともに夜間の睡眠時間が短くなり、眠りは浅くなります。中途覚醒や早期覚醒が多くなり高齢者の多くが不眠を自覚するとされています。不安やストレス、抑うつといった心理的な要素も原因となることがありますので、安眠、良眠への配慮が必要となります。

 

尿道留置カテーテル実施マニュアル 
手技と注意すること

 

1.尿の管理について 
①毎日 決まった時間に尿を捨てましょう。
尿量が多いときは捨てる回数を増やしましょう。
②尿を捨てた後は、排液口を清潔なトイレットペーパーやティシュで拭いてください。
③できるだけ、尿量・尿の性状(色・臭い・汚れ等気付いたこと)を観察し、かかりつけ医や訪問看護師に経過を伝えることができるよう、ノートに記録しましょう。
④血尿が見られる時は、尿の色、血の塊があるか、尿の出方はいつもと比べてどうか等を観察しましょう。
⑤カテーテルを引っ張るなどの刺激をすると、血尿の原因になりますので、注意しましょう。

 

2.水分摂取について
①医師から水分を控えるように指示されていない限り、十分な水分摂取に心がけましょう。水分補給が不足すると尿量が減り、尿の混濁やカテーテルの閉塞などを起こしやすくなりますので、注意しましょう。

 

3.動く時の注意事項
①患者さんの移動時やベットの高さを調節する時などは、カテーテルや蓄尿袋チューブのねじれ、折れ曲がり、引っ張りが起こり易いので気をつけましょう。
②カテーテルの固定はゆとりをもってテープで止め、抜けたり折れ曲がったりしないようにしましょう。

 

4.カテーテルと蓄尿袋をつなぐ時の注意事項
①まず、手を洗います。
②カテーテルと蓄尿袋をつなぐ時は、カテーテル側を折り曲げ、尿があふれて漏れないようにしましょう。
③接続部は接続する前に消毒綿でふきましょう。
④入浴時はカテーテルを蓄尿袋からはずし、カテーテルの先をチップで止めましょう。
⑤カテーテルの先につけるキャップ(栓)の保管は、フタ付きの小さなプラスチックのケースなどを活用し、消毒綿で拭いて清潔に取り扱ってください。

 

5.感染について 
①細菌感染は、カテーテル挿入部、蓄尿袋との接続部、蓄尿袋の排液口部で起こりやすいです。感染を防ぐため、陰部や肛門はできるだけ洗って清潔にしましょう。
②蓄尿袋は常に腰より低い位置に置き、尿の逆流を防ぎましょう。また、蓄尿袋が床に直接つかないように固定しましょう。
③蓄尿袋を逆さにしたり、横に置いたりすると漏れや逆流を起こしかねませんので、気をつけましょう。
④尿を捨てるときは、蓄尿袋の排液口が容器に触らないようにしましょう。

 

6.こんな時はかかりつけ医か、訪問看護師へ連絡を
①尿が流れてこない時、血尿が出る時、尿量が極端に少ない時
②腹部に痛みや違和感がある時
③尿漏れがあった時
④カテーテルが抜けてしまった時

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