問題32(医療分野)(第19回-2016-h28)

問題32(医療分野)(第19回-2016-h28)

在宅医療管理について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 悪性腫瘍の疼痛管理のために麻薬を使う場合は、便秘になることが多いので、排便コントロールに留意する。

2 腹膜透析は、在宅で行うことができるため、血液透析に比べて通院回数は少ない。

3 インスリンを自己注射している場合に、冷や汗、動悸、震えがみられたら、高血糖を疑う。

4 在宅酸素療法や人工呼吸療法を実施している場合は、パルスオキシメーター購入費用の補助を受けられることがある。

5 胃ろうに栄養剤を注入する際には、水平仰臥位で実施する。



問題解説  解答124



在宅における医療機器の取り扱いなどに関する出題も、ケアマネ試験では超・VIPな常連問題。法改正により、講習を受けた介護福祉士さんなどによる痰の吸引も可能となりましたので、人工呼吸器や気管切開などについても、出題される可能性が高まると思われます。
ネットでの検索や関連書籍のチェックなども、どうぞ怠りなく!!

では、ここで解説の前にプチ練習問題をどうぞ。(  )にあてはまる語句をお考え下さい。

在宅自己注射として(1)製剤・乾燥ヒト血液凝固第Ⅷ因子製剤などの薬剤を、患者か家族が指導・教育を受け、自宅で自己注射を行っている場合があります。
高齢者の(2)では、糖尿病患者で、(1)製剤を自己注射している場合が多く、(3)療法や運動療法、内服の(4)療法では、(5)のコントロールができない場合に(1)の自己注射を行います。低血糖以外にも、(6)不良の場合による高血糖による(7)もあり得るので食事摂取量、(8)の観察が重要となります。

 

★ 正解は、下記になります。
1:インスリン     

2:在宅自己注射    

3:食事     

4:薬物     

5:血糖   

6:血糖コントロール  

7:高血糖     

8:意識レベル

 

 

1○
過去問題にも登場していますので、しっかり(○)を選んでいただけたと思います。

2○
利用者の日課や、週間スケジュール等にあわせて人工透析が行える、『腹膜透析』は、心臓への負担が少ないことや、食事制限が血液透析にくらべて緩やかである等のメリットもあります。

腹膜透析は、下記のイラストのような仕組みで行われます。在宅で御自身で行うことも可能であることから、通院は1ヶ月に1回から2回程度ですみます。

 

3×
設問の内容は、『低血糖』のものとなっていますので、(×)が正解ですね。まさか!のひっかけですがどなたも落ち着いて、きっちり見破ってくださったことと思います。

 

4○
設問のとおりです。日常生活用具の購入費用の助成が受けられる場合があります。
パルスオキシメータとは、簡単に申せば血液中にどの程度、酸素が含まれているかを調べる機器のこと。
医療ドラマなどで、爪の先に洗濯バサミみたいなものを装着しているシーンをご覧になったことがどなたもお有りではないでしょうか? あれが、パルスオキシメータですね。主治医意見書の記載事項にも有りますので、ぜひとも知っておきたい専門用語です。

 

5×         
経鼻胃管や胃ろうにおける栄養剤注入時は、胃から食道への逆流防止や、それに伴い起こる誤嚥予防のために、利用者さんの上半身を『30度以上起こした姿勢』で行います。

 

腹膜透析イメージ図
この治療法は、おなかの中の内臓等を包んでいる腹膜を使って血液をきれいにする治療法です。おなかの中に透析液を入れ、(1回1L~2L)4~6時間貯留した後、透析液を排液し、また新しい液を注入します。(バッグ交換)

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