問題28(医療分野)(第19回-2016-h28)

問題28(医療分野)(第19回-2016-h28)

検査について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 高齢者のBMI(Body Mass Index)は、脊椎の変形や圧迫骨折により、本来の値より小さくなる。

2 血清アルブミンは、高齢者の長期にわたる栄養状態をみるために有用な指標である。

3 AST(GOT)は、肝臓の疾病以外の原因でも上昇する。

4 糖尿病の指標であるヘモグロビンA1cは、検査前1~2時間の血糖レベルを反映している。

5 CRP(C反応性たんぱく質)は、感染症以外に、悪性腫瘍や膠原病でも高値になることがある。



問題解説  解答235



どなたも、健康診断や御病気等により医療機関受診の御経験があるとおもいます。医療機関等で一般に行われる検査を、『臨床検査』と呼び、血液等の検体検査、機器を使用する生理機能検査、レントゲン、CT、MRI等の画像検査、身長や体重等の体格測定検査などがあげられます。
【検査の学習】では、頑張って以下の項目をしっかり把握しておきたいと思います。

1×
体重 ÷ (身長 × 身長 )で、算出する、BMI。日本肥満学会では、高齢者であっても一般成人と同じく、【18.5未満が低体重】、【25以上を肥満】としています。
高齢者では脊椎圧迫骨折などによる脊椎の変形(円背)や、膝の関節が十分に伸びないなどの理由から、身長の測定において見かけより、『低く』なることがあります。

その結果、BMIの数値が本来の数値よりも、【大きく】なってしまう可能性があるのですね。
高齢者では肥満よりも、『低体重』が問題とされますのでBMIのみでなく、総合的に栄養状態をみてゆくことが望ましいでしょう。

2○
設問のとおりです。設問2を手がかりに、消去法で1点積み上げられればGOODですね。

3○
AST(GOT)とくれば、胆道疾患!!ですが、実は、肝臓以外にも心臓・筋肉等の疾患や溶血性疾患で上昇がみられます。

4×
過去問題でおなじみの、糖化ヘモグロビン(HbA1C)は、糖がヘモグロビンと結合している割合を示し、過去1ヶ月から、2ヶ月のあいだの平均的な血糖レベルを反映するとされています。

5○
CRPも過去問題でおなじみの検査値ですね。C反応性たんぱく質(CRP)とは、体内で炎症反応や組織崩壊が起きているときに血液中に現れる、『たんぱく質』をいいます。感染症以外に、悪性腫瘍、膠原病、梗塞、組織崩壊などでも高値になります。

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