問題27(医療分野)(第19回-2016-h28)

問題27(医療分野)(第19回-2016-h28)

次の記述について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 高齢者の不明熱では、悪性腫瘍や感染症が隠れていることがある。

2 心室性期外収縮は、健康な人ではみられない。

3 血圧測定は、上腕での測定が難しい場合には、下肢で測定してもよい。

4 起立性低血圧は、飲酒や降圧剤の使用も原因となる。

5 本態性高血圧は、腎臓や内分泌の異常により血圧が高い状態をいう。



問題解説  解答134



TVの医療系ドラマでよく、『バイタル!!』なんて表現されることも多いのが、問題27に登場の『バイタルサイン』ですね。生命の維持にかかわる、人体の最も基本的な情報を意味します。
多くの場合は、体温・脈拍・血圧・呼吸・意識レベルの5つをさし、全身状態の徴候を知る大切な手がかりとなります。18回本試験より解答免除がなくなり、受験生全員60問トライの新制度となりました。試験出題の内容も新しい傾向が見え、今回も血圧に関する深い知識が問われています。

さまざまな呼吸に関する問題29においても、呼吸困難時のケア、下顎呼吸が登場していますよね。第20回合格を目指す皆さまは、試験制度の転換となった第19回の問題全60問も、ぜひ、じっくり検証なさってみてくださいね。試験上手は、下ごしらえ上手!! 段取り8割!!が、合言葉です。

 

1○
設問のとおりです。
この設問を手がかりに、消去法で問題27を得点につなげた受験生さんは、上手な学習を続けておいでだとおもわれます。『不明熱』では、膠原病、虫垂炎、胆道感染症などが隠れている可能性もあります。

2×
設問2で、迷いに迷って1点損した・・・こんな受験生さんも、きっと多かったかもしれないですね。日本心臓財団HPによりますと、『心室性期外収縮』とは、心臓の一部から刺激が生じることにより、心室を余分に収縮させる不整脈とのこと。

この症状は、心臓にはっきりした病気がなくても起こることがあり、正常な人に、起こることも!
良性の場合は、【特別な治療は必要としない】とのことです。

3○
設問のとおりです。
下肢で測定??・・・ここも、多くの受験生さんが悩んだ箇所と思われます。通常は上腕で測定ですが上肢に拘縮があったり、測定困難な場合は『膝窩動脈』や、後脛骨動脈での測定も可能とされます。

4○
設問のとおりです。
高齢者では、加齢による交感神経系の調節反射の障害が原因とされる、起立性低血圧ですが、降圧剤や利尿薬、抗うつ薬、血管拡張薬や、飲酒によっても起こることがありますので、要注意ですね。

5×
高血圧症のほとんどは、遺伝的な素因と塩分摂取や加齢などの要因から生じる『本態性高血圧症』とされます。た・だ・し!! 腎血管性高血圧症や内分泌異常による高血圧等、『二次性高血圧症』も高齢者では多くみられるとされますので、御年だからと決め付けず、医療機関受診がベスト!

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