問題47(福祉分野)(第19回-2016-h28)

問題47(福祉分野)(第19回-2016-h28)

相談援助者の職業倫理について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 クライエントに対する個人的な興味に基づいて質問するべきではない。

2 事例検討の内容があまりにもつらいものであったため、自宅でその具体的な内容を家族に話した。

3 クライエントの表情や家族の様子については、守秘義務の範囲ではない。

4 退職後は、クライエントから相談があったことについて守秘義務はない。

5 職業倫理の違反を予防するためにも、スーパービジョンは有効である。



問題解説  解答15



  
試験出題範囲に沿っての学習が『合格へ』の近道であり、かつ、王道だとしたら!今年もやはりソーシャルワークははずせない!!と、しっかり学習なさった受験生さんは大きな先制点を挙げられたこととおもいます。15問のうち、支援困難事例を含めると4問ということは、実に大きな割合を占めることになります。37.5パーセントがソーシャルワークって、ガチで学習しないと損ってことですよね。問題数が少なく、しかも、福祉系サービス関連の出題や他の制度などの難問系問題が多い福祉分野。ソーシャルワークは【全問正解!】を合言葉にぜひ準備なさってくださいね。

過去の本試験の問題数と、その内訳は、下記のようになりますので御参照ください。

◆ 06回  3問:援助困難事例、コミュニケーション、事例問題

◆ 07回  4問:集団援助技術、インテーク、事例問題、地域援助技術

◆ 08回  3問:コミュニケーション、事例問題、援助困難事例  

◆ 09回  4問:援助者の基本姿勢、面接技術、居宅介護支援での相談援助、事例問題

◆ 10回  2問:相談援助者の基本姿勢、集団援助技術

◆ 11回  4問:相談援助者の職業倫理、基本姿勢、事例問題、インテーク

◆ 12回  4問:コミュニケーション、介護支援専門員が行う相談技術、集団援助技術、援助困難事例

◆ 13回  4問:面接技術、ワーカーの姿勢、地域援助技術、援助困難事例

◆ 14回  4問:集団援助技術、ソーシャルワーク、個別援助技術、援助困難事例

◆ 15回  4問:相談援助者の職業倫理、コミュニケーション、地域援助技術、援助困難事例

◆ 16回  4問:コミュニケーション技術、ソーシャルワークにおける自立支援の観点、集団援助技術、援助困難事例

◆ 17回  4問:コミュニケーション、相談援助者の職業倫理、地域援助技術、介護支援専門員による援助困難事例への対応

◆ 18回  4問:ソーシャルワークにおける自立支援の観点、コミュニケーション、集団援助技術、支援困難事例へのアプローチ

 

1○
相談場面の情報収集は相談の目的に照らして、また、クライエントがその必要性を納得した場合において集められるべきとされます。相談援助者サイドの個人的な関心や、興味からの収集は慎むべきですね。

 

2×
たとえ、相談援助者の家族であっても、親しい友人であっても、情報の漏えいは職業倫理違反です。個人の秘密は、ときに、相談があったという時事さえも伏せなければならないものなのですね。

 

3×
高齢者ケアに関する相談は、心身の不調、家族関係のむずかしさ、保健・医療・福祉・教育等の関係機関との調整など、きわめて個人的な側面や利害に関わる内容をふくむとされます。
家族、親族だからといって、穏やかで建設的な話し合いができるとは限りません。相談の場でのすべては、クライエントの承諾なしに洩らしてはならないものとされます。

 

4×
個人情報の漏えいは、たとえるなら、個人の財産を勝手に持ち出すこと・・・所属機関を離れても、御仕事をやめたあとであっても、行ってはならない行為でしょう。

 

5○
スーパービジョンは、対人援助職者(スーパーバイジー)が指導者(スーパーバイザー)から教育を受ける過程をいいます。指導者が援助者と規則的に面接を行い、継続的な訓練を通じて専門的スキルを向上させることを目的としています。

元来スーパービジョンは、心理療法の技術の向上を目指すうえでの教育方法でした。1922年のベルリン精神分析研究所におけるアイチンゴンの試みがはじまりとされ、後にアメリカのソーシャルワーカーの領域で広く普及し、現代においては精神医学、心理学にとどまらず、福祉、教育、介護などの分野で一般的な教育方法として広く用いられています。

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