第20回ケアマネ試験問題51 無料解説 随時詳細加筆いたします。

問題51
介護保険における住宅改修について正しいものはどれか。2つ選べ。

 

1 取付工事が必要なく据え置いて使用する手すりは,住宅改修費の支給対象にはならない。

2 居宅介護住宅改修費は,介護支援専門員が必要と認める場合に支給される。

3 ベッドサイドで排泄するためのポータブルトイレの設置は,住宅改修費の支給対象となる。

4 引き戸等への取り替えにあわせて自動ドアを設置する場合は,自動ドアの動力部分の設置は,住宅改修費の支給対象にはならない。

5 同一住宅に複数の要介護者が居住する場合は,同時期にそれぞれが住宅改修費め支給を申請することはできない。



解答14

問題難易度アンケート結果はこちらから

古ーーーい団地をリノベーションして、カッコ良くお住まいになっているかた。

 

平屋の米軍ハウスを御家族で、カスタマイズして、いきいきと住みこなしておられるかた。

 

住宅関連の写真つきニュースでは、たくさんの素敵なおうち、お部屋が紹介され、思わず、うっとり見とれてしまうことってありませんか??

 

それぞれの、ライフスタイル、生き方のポリシーなどなどが、集約されているのが、『住い』かもしれません。

 

 

では、介護保険の給付の1つである、『住宅改修』が目指すものとは??

 

前述のセンスを競うような、リノベーション、おしゃれなリフォームとは、実はおおきく、趣旨が異なります。

 

ずばり!!

 

介護保険で住宅改修を行う目的は、【 自立支援 】となります。

 

ここを御理解いただいていると、住宅改修の学習はとてもスムーズになるとおもいます。

 

 

住宅改修を行なうことにより、利用者さんの自立性が高まる、それにともない御家族や、介護にあたる人の負担も軽減することが期待できる。

 

したがって、保険給付の1つである、住宅改修は、以下のような生活の課題を解決することを目的としているのですね。

 

(1)
生活動作の自立

 

(2)
介護負担の軽減

 

(3)
地域社会への参加

 

(4)
介護費用の軽減

 

 

では、設問を1つ、1つ、見てまいりましょう

 

 

1○     ・・・・・・・・・12回 問題50に 手すりでた!!

 

手すり・・・という言葉を耳にすると、階段や、廊下などについているタイプを想像しますが、介護保険の給付における、『福祉用具』の貸与種目にも、手すりが 位置づけられています。

 

ただし。

 

この場合の『手すりと』は、据え置きタイプを指し、取り付けのための工事が必要なものは『住宅改修』となりますので、御注意ください。

(福祉用具貸与告示第7項で、御確認ください))

 

過去の本試験でも、よく見られるタイプの出題ですね。 ケースが、住宅改修に該当するのか、福祉用具に該当するのかを、問うものです。

 

同じように、『スロープ』に関する出題が、過去の本試験では、繰り返し登場していますので、ぜひ、さかのぼって御確認を。

 

・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・。

 

 

さて、ここまで御読みいただいた受験生さんで、住宅改修の手すりに関する資料・情報をお持ちでない皆さまは、

 

『介護保険  住宅改修  厚労省』の、ワードで、問題50のように、検索をなさってみてください。

 

いくつか並ぶもののなかで、

 

介護保険における住宅改修  財団法人 住宅改修・リフォーム紛争処理・・・・というページを開いていただくと、

 

厚労省の告示もあわせての、住宅改修の内容がわかりやすく説明されていますので、該当箇所をご覧になってみてくださいね。

 

 

この資料は、同じく、設問4でも、活用できますので、ぜひそのまま、御手元に。

 

 

 

シンプルな文章なのですが、、考えすぎると、あれこれ悩んでしまいそうですね。

 

居宅住宅改修費の、該当範囲を決めるのは、厚生労働大臣。

 

ケアプラン作成は、ケアマネージャー。

 

では、介護保険の責任運営実施主体は??   

 

そうですね。 保険者(市町村)ですよね。

 

保険給付の1つですから、保険者(市町村)に申請が正解となります。 

 

 

設問1で、検索していただいた資料にも、申請から給付までのながれがでていますので、ぜひ、じっくりご覧になってみてください。

 

 

 

ここは、どなたも迷わずに(×)を、選んでいただけたとおもいます。

 

ポータブルトイレ(腰掛け便座)は、福祉用具のうちの、販売品目(購入する品目)となります。

 

給付の名称は、特定福祉用具販売です。 福祉用具貸与との違いは、ぜひとも頑張っておさえておきたいところですね。

 

ちなみに・・・

 

平成27年4月より、腰掛け便座に、『水洗ポータブルトイレ』が追加されましたので、御注意ください。

 

 

4○

 

うわあ。

 

自宅に自動ドアか、いいな・・・  なんて、おもわず違うこと考えちゃいそうですけど、このような場合についても、きちんと規定があります。

 

 

さきほど検索した、お手元の資料で、(4)引き戸等への扉の取替え  という箇所をご覧いただくと、以下のように記載されています。

 

 

(4)  引き戸等への扉の取替え

開き戸を引き戸、折り戸、アコーディオンカーテン等に取り替えるといった扉全体の取替えのほか、扉の撤去、ドアノブの変更、戸車の設置等も含まれます。

 

ただし、引き戸等への扉の取替えにあわせて自動ドアとした場合は、自動ドアの動力部分の設置はこれに含まれず、動力部分の費用相当額は、保険給付の対象となりません。

 

 

 

途方に暮れてしまいそうな設問ですが・・・ 

 

ご安心ください。

 

ここも、検索していただいた資料に、ばっちり記載があります。

 

扉の取替えから、どんどん、どんどん、下にスクロールしてゆくと、

 

【住宅改修費の算定の仕方】という、箇所があらわれます。(ページ数は、18ですね)

 

その、5番目に、

 

一つの住宅に複数の被保険者がいる場合  という 記載がみつかるとおもいます。

 

御一緒に、確認してみましょう・・・

 

5  一つの住宅に複数の被保険者がいる場合

 

住宅改修費の支給限度基準額の管理は、被保険者ごとに行なわれるため、被保険者ごとに住宅改修費の支給申請を行なうことができます。

 

ただし、

 

一つの住宅で複数の被保険者に係る住宅改修が行なわれた場合、各被保険者ごとに対象となる工事を設定し、それが重複しないようにします。

 

つまり、手すりを複数箇所設置した場合は、被保険者ごとに箇所を分けてそれぞれ申請できますが、同一の便器の取替えに40万円要した場合に20万円づつ申請することはできません。

 

 

ばんざーい!!  みつかりましたね。

 

これが、設問5が、(×)の根拠となります。

 



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