第20回ケアマネ試験問題36 無料解説 随時詳細加筆いたします。

問題36
在宅医療管理について,より適切なものはどれか。3つ選べ。

 

1 ストーマを造設しても,入浴は可能である。

2 疼痛管理などに自動注入ポンプを用いる場合には,トラブル発生時の対応方法をあらかじめ関係者間で共有しておく。

3 在宅中心静脈栄養法を実施しているときは,経口摂取を行ってはならない。

4 血液透析を行っている利用者では,シャント側の腕での血圧測定を避ける。

5 胃ろうを取り扱うときは,損傷防止のためカテーテルを回転させないようにする。



解答 124

 

この問題の難易度は、アンケート結果によると

アンケート結果はこちらから

医療分野の試験出題範囲における

 

中項目としての

 

『医療器具を装着している場合の留意点』

 

小項目としての

 

(1)  在宅酸素療法(HOT)

 

(2)  気管内挿管

 

(3)  人工呼吸器

 

(4)  腹膜透析

 

(5)  在宅中心静脈栄養法 

 

(6)  内視鏡的胃ろう造設術(PEG)

 

(7)  ペースメーカー

 

上記も、ケアマネ本試験では、はずせない学習ポインとの、1つとなります。

 

過去の本試験をご覧になっていただくと、ほぼ毎年!! 登場していることに
お気付きになるとおもいます。

 

 

頑張って、【出題パターン】を調べてみる。

 

これは、どの出題範囲にも使える、すぐできて、しかも、有効な対策です。

 

 

それでは、設問を1つ、1つ、みてまいりましょう。

 

 

1○

 

ストーマを造設していても、

 

原則として、医師の指示のもと、入浴は可能です。

 

 

ストーマとは・・・

 

消化器や、尿路などの障害によって、肛門や、膀胱を通しての排泄ができなく

なった際に、排泄の通路(ルート)を確保するために、手術において、人工的に

つくった、便や、尿などの排泄の、『出口』 のことですね。

 

 

人工肛門ときけば、ピンとくるかたも、多いとおもいます。

 

 

ストーマには、

 

人工肛門のような、消化管ストーマだけでなく、尿路ストーマもありますので、

御注意ください。

 

また、消化管ストーマは、

 

結腸ストーマ(コロストミー)、回腸ストーマ(イレオストミー)と、区別されて

いることも、覚えておかれるといいですね。

 

 

2○

 

さまざまな、疾患において生じるのが、『疼痛』 ですね。

 

通常なら、お薬を飲んで、あるいは、注射によって、和らげることができますが、

 

がんなどで、経口摂取が不可能な場合や、麻薬を使用するため、使用量などの微調節が
持続的に必要な場合などにおいて、

 

『自動注入ポンプ』と呼ばれる、医療器具を用いて、注射薬を、持続的に投与(注入)
することがあります。

 

 

機械が頼りとなりますので、正常に、作動させなければなりません。

 

万が一のトラブルに備え、発生時の対応方法、連絡先などを明確にすること、

利用者、御家族、介護者、支援関係者などが、情報を共有することも大切です。

 

 

 

これも、類似問題が、過去の本試験に登場していましたので、どなたも、

(×)を選んでくださったとおもいます。

 

 

疾患や、病状にもよりますので、主治医の許可が、必要ですが・・・

 

原則として、経口摂取が可能であれば、中心静脈栄養と並行して、口からも、
食物を摂取しても、よいとされます。

 

 

4○

 

『シャントを、』実際に、ご覧になったことがある受験生さんは、ごく少数派では

ないでしょうか??

 

 

血液透析の際には、なんと! 1分間に、約200ミリリットルもの血液を、体内から

 

透析器に取り出し、

 

老廃物や、ミネラル、などを取り除いて、かだらに返さなければなりません。

 

 

すごいことを

 

してるんですね。

 

 

いわゆる、通常の採血では、ぜんぜん、間に合いませんので、

 

血液透析を行なうにあたり、 片方の前腕に、『シャント』と呼ばれる、

 

動脈と、静脈を直接つないだ状態の血管を、つくることになります。

 

 

『シャント』は、いわば、いのちづな・・・ともいえる、大切なもの。

 

設問にあるように、

シャントを、長持ちさせるためには、大きな負荷をかけるようなことは、避けなければ
ならないのですね。

 

血圧測定や、採血では、血流が一時的に止まったり、弱くなったり、することになるので

シャント側で行なうことは、避けることがのぞましく、

 

重い荷物を持つこと、腕時計なども、シャント側の腕では、避けるように、医師の

指示があるとおもいます。

 

 

 

なにきかれてるのか、

 

さっぱり

 

わからんかった・・・

 

 

こんな受験生さんも、きっと、多いのではないでしょうか??

 

『胃ろう』のメカ二ズムは、テキストなどで学習していても、実際にケアに

あたっていないと、設問5は、むずかしいですよね。

 

おなかの皮膚に、人工的に胃までの、あな(ろうこう と 呼びます)を開け、

カテーテルを入れて、栄養を注入する方法が、胃ろう。

 

胃ろうには、2種類があり、

 

胃の中の形でで、バルーン(風船)型と、バンパー型固定)に分けられます。

 

 

バンパー型の胃ろうでは、

 

胃ろうをおこなっていると、皮下脂肪が肥厚してゆき、胃の粘膜内へと、カテーテルが

入り込んでいってしまうことがあります。

 

これが、『バンパー埋没症候群』という、合併症ですね。

 

 

外からは、肉眼では、胃の中を見ることはできませんので、確認方法として、

 

ストッパーと、おなかの皮膚のあいだに、いわゆる、『あそび』が

 

1センチから、2センチあること、(キツキツじゃ、だめなのですね)

 

【カテーテルを、回転させることができること】を

 

確認しておくことがあげられます。

 

 

カテーテルを回転させるって

 

ちょっと、こわい気もしますが・・・

 

胃ろうをなさっておられる人のケアでは、とても大切なことと

なりますので、どうぞ、お忘れなく!!





 

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