第20回ケアマネ試験問題29 無料解説 随時詳細加筆いたします。

問題29
呼吸器疾患について,より適切なものはどれか。3つ選べ。

 

1 急性上気道炎では,ウイルス感染が疑われる場合であっても,肺炎予防のために抗菌薬を使用する。

2 誤嚥性肺炎は,口腔咽頭分泌物などを繰り返し誤嚥することにより発症する。

3 慢性閉塞性肺疾患(COPD)では,気管支拡張薬や吸入ステロイド薬が使用される。

4 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は,介護保険法の特定疾病に指定されている。

5 慢性閉塞性肺疾患(COPD)では,発症すると症状は改善しないため,禁煙する要はない。



解答 234

 

この問題の難易度は、アンケート結果によると

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ここで、まずは、おさらいです。

医療分野における、学習すべき『呼吸器疾患』にはどのようなものがあるので
しょう?

もちろん、時勢をあらわす疾患が登場することもありますが、まずは、おさえておく
べき疾患として、以下があります。

★★★  慢性閉塞性肺疾患(COPD)

★★★  呼吸器感染症

     急性上気道炎、急性気管支炎、肺炎、肺結核、

★★★  ぜんそく

そして。

問題 29の、  設問5つをながめてみると・・・

上記の疾患がちりばめられていることに、気づきますね。

21回試験、ぜったい合格!! を目指す皆さまは、ぜひ、呼吸器疾患狙い撃ち
学習で、貴重な得点源をふやしてくださいね。

では、設問1つ、1つを、御一緒にみてまいりましょう。

急性上気道炎って、いわゆる、『風邪症候群』のことですね。

そして。

ほとんどのばあい。

げんいんは。

ウイルスです。

ということは。

上気道炎の原因がウイルスの場合は、抗ウイルス薬の処方が必要となることに。

多くの場合は、自宅で安静にすごし、水分補給、バランスの良い食事、室温の調整、
寝具等の調整などで、自然に治癒してゆくとされますが、高齢者では、慢性疾患の
あるひともいますので、速やかな医療機関がのぞましいでしょう。

また、重篤な病気が隠れていることもありますので、症状が悪化するような場合は、
やはり、医療機関受診がBEST。

そろそろ、風邪シーズンですね。皆さま、どうぞ、御自愛くださいませ。

2○

解説不要ですよね!!

3○

介護保険法における、特定疾病の1つに、位置づけられている『慢性閉塞性肺疾患』。

ここで、16ある、特定疾病のおさらいを、すこしだけ。

①  がん(医師が一般に認められている医学的知見に基き回復の見込みがない
      状態に至ったと判断したものに限る)
      

②  関節リウマチ

③  筋萎縮性側索硬化症

④  後縦靭帯骨化症

⑤  骨折を伴う骨そしょう症

⑥  初老期における認知症

⑦  進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、及び、パーキンソン病

⑧  脊髄小脳変性症

⑨  脊柱管狭窄症

⑩  早老症

⑪  多系統萎縮症

⑫  糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症、及び、糖尿病性網膜症

⑬  脳血管疾患

⑭  閉塞性動脈硬化症

⑮  両側の膝関節、又は、股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

⑯  慢性閉塞性肺疾患

皆さま、16ある疾患名、全部、暗唱できちゃいますか???

過去問題をご覧いただくと、気づかれるとおもうのですが、医療分野に
出題される疾患には、『特定疾病』が、多くふくまれています。

第2号被保険者の人が、要介護認定を受け、サービスを利用するためには、
介護が必要となった理由が、特定疾病であることが必須。

したがって。

しけんにも。

よくでます。

さて、設問3は、慢性閉塞性肺疾患の治療薬についての、出題ですね。

COPDでは、気管支内の壁が厚くが腫れて、内部がせまくなり、呼吸がしづらく
なってしまいます。

また、分泌物の『痰』がふえて、しつこい『咳』もよくでるようになります。

治療法ですが、薬物療法の中心として、気管支拡張薬があげられます。

そのほか必要に応じて

痰をとる去痰薬、咳を止める鎮咳薬、感染症を防ぐ、抗生物質などを用います。

また、重症の場合はステロイド薬を用いることもあります。

ざんねんながら、完治はむずかしいとされる、COPDですが、

禁煙、呼吸リハビリーテーションに取り組むことにより、QOLの改善に大きく
効果があるとされます。

4○

この設問を足がかりに、1点、もぎとりたい問題でした。

COPDが進行すれば、肺だけの問題ではなくなります。

愛煙家の患者さんにも、ぜひとも、ぜひとも、がんばって、御自身の健康のために

『禁煙』していただけるよう、周囲の、継続的な支援も必要ですね。





 

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